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ヨーロッパeSIMおすすめ4選!周遊の対応国と容量で選ぶ判断基準

ヨーロッパeSIMおすすめ4選!周遊の対応国と容量で選ぶ判断基準

ヨーロッパ旅行のeSIMを探し始めると、周遊プランの種類が多く、どれが自分の旅程に合うのか迷いやすいものです。国境を越えても使えるのか、何GBあれば足りるのかも、料金表だけでは判断できません。

そこで私は、Saily・trifa・Ubigi・Airaloの4社について、公開されている料金と利用条件を読み比べました。この記事では、対応国、データ容量、無制限の条件の順に確認する方法と、旅程別に選びやすいサービスを紹介します。

この記事で比べたヨーロッパ向けeSIM4つ

  1. Saily:料金を確認しやすく、短期から長期まで選びやすい
  2. trifa:国内企業が運営し、1日から60日まで日数を選べる
  3. Ubigi:NTTグループのTransatelが提供し、大容量プランもある
  4. Airalo:42か国対応とされる周遊プランEurolinkがある
目次

ヨーロッパ周遊のeSIMは対応国から選ぶ

ヨーロッパ周遊のeSIMは対応国から選ぶ

周遊用のeSIM選びで最初に見るべきなのは、料金ではなく対応国です。安いプランを買っても、訪問国のひとつが対象外なら、その国では別の回線を用意することになります。価格の比較は、全訪問国が対応していると確認できた候補の中で行うのが効率的です。

EU加盟国と周遊先は同じではない

注意したいのは、「ヨーロッパ」という呼び方と、プランの対象範囲が一致するとは限らないことです。イギリス、スイス、ノルウェーはいずれもEU加盟国ではありません。人気の周遊先でありながら、EUの枠組みだけで考えると抜け落ちやすい国です。

たとえばパリからスイスへ鉄道で移動し、ロンドンへ回る旅程なら、3つの国すべてが対象である必要があります。プラン名に「ヨーロッパ」や「周遊」とあっても、対応国数だけで判断せず、国名の一覧まで確認しましょう。

今回の4社についても、対象国は時期やプランで変わる可能性があるため、本記事では国別の対応可否を断定していません。購入前に公式ページの最新の一覧で確認してください。

対応国リストの確認手順

確認は難しくありません。まず旅程に含まれる国をすべて書き出します。経由地で空港の外に出る国や、日帰りで足を延ばす可能性のある国も、ここに加えておくと安心です。

次に、候補サービスの公式ページで対応国の一覧を開き、書き出した国名をひとつずつ照合します。ひとつでも見当たらない場合は、そのプランを候補から外すか、対象外の国だけ別のeSIMを用意するかを検討しましょう。

  • イギリス、スイス、ノルウェーなどEU外の訪問先が対象か
  • 乗り継ぎ地や日帰りの訪問先が対象か
  • 国によって通信速度や利用条件が異なる記載がないか
たびのあき

料金表を開く前に、訪問国を紙に書き出すのが近道です。

訪問国が決まったら、まずSailyの公式ページなど候補の対応国一覧を開き、照合から始めてください。

周遊日数別に必要なデータ容量の考え方

周遊日数別に必要なデータ容量の考え方

データ容量は、旅行日数と使い方の掛け算で考えます。地図や検索が中心なのか、動画やSNSへの投稿も多いのかで、必要な量は大きく変わります。ここで示す数字は私の試算であり、端末の設定や画質によって前後するものとしてご覧ください。

7日前後の旅行なら3〜5GBが目安

地図、翻訳、検索、メッセージが中心なら、1日500MB前後を基準にすると計画を立てやすくなります。7日間なら合計3.5GBほどなので、3〜5GBのプランが候補です。写真の投稿が多い場合は、余裕を見て5GBを選ぶと落ち着いて使えます。

容量を抑えるには、ホテルのWi-Fiがある時間帯に大きな更新を済ませる方法があります。写真の自動バックアップやアプリの自動更新をWi-Fi接続時のみに設定しておくと、旅先で容量が減り続ける事態を防ぎやすくなります。

2週間以上の旅行は10GB以上か無制限か

14日間で同じ使い方を続けると、合計は7GBほどになります。余裕を含めると10GB以上が検討ラインです。ホテル選びや列車の検索が増える周遊では、移動日のデータ通信も意外に積み重なります。

動画は画質によって1時間で1GB以上使うこともあるため、移動中に動画を見る予定があるなら大容量プランの比較が必要です。逆に動画を見ないのであれば、無制限を選ばず、容量の決まったプランで十分な場合もあります。

あとからデータを追加できるサービスなら、少なめに始める選択肢もあります。ただし追加の方法と単価はサービスごとに異なるため、購入前に公式サイトで確認しておくと安心です。

移動日と滞在日で使う量を分けて考える

周遊では、毎日同じ量を使うとは限りません。移動日は乗り換えの検索、地図、宿への連絡が重なり、同じ都市に滞在する日より通信が増えやすくなります。全日数を同じ基準で計算するより、移動日を多めに見積もるほうが旅程に近い数字になります。

たとえば10日間の旅行で移動が4日あるなら、移動日を1日1GB、滞在日を1日500MBと置くと合計は7GBです。単純に日数を掛けた5GBとは2GBの差が出ます。旅程表を見ながら移動日の数を数えると、5GBと10GBのどちらを選ぶかの判断材料になります。

たびのあき

迷ったら『1日500MB×日数』で計算してみましょう。

旅行日数を当てはめて必要な容量を出したら、その数字を控えて次の無制限プランの確認へ進んでください。

無制限プランを選ぶ前に確認する条件

無制限プランを選ぶ前に確認する条件

「無制限」という言葉は安心感がありますが、速度や使い方にまったく条件がないとは限りません。比較サイトの中には、無制限と宣伝されたプランで通信が途中から制限されたという利用者報告を紹介する例もあります。購入前に利用条件の文言を読むことが大切です。

1日上限と速度低下の読み方

確認するのは、公平利用の上限と、その上限を超えた後の速度です。たとえばSailyの無制限プランは、第三者の比較記事によると、1日5GB程度を超えるとその日の残りが1Mbpsに制限されるとされています。

1Mbpsでも地図やメッセージなどの用途には使える場面がありますが、高画質の動画や大きなファイルの送受信には向きません。上限の数字と制限後の速度を、自分の使い方に当てはめて判断しましょう。なお、これらの条件は変更されることがあるため、最新の内容は公式の説明で確認してください。

テザリングと電話番号の可否

パソコンや同行者の端末にも回線を分ける予定なら、テザリングの可否も確認項目です。trifaの公式情報では、テザリングは利用でき、電話番号とSMSには対応していないと案内されています。

旅行者向けeSIMはデータ通信専用のプランが中心です。現地のレストラン予約や配車サービスの認証など、電話番号が必要な場面があるかを考えておきましょう。日本の番号でSMSを受け取る可能性がある場合は、契約中の携帯会社の料金と設定も先に調べておくと安心です。

たびのあき

無制限の文字より、上限を超えた後の速度に注目です。

無制限を検討する場合は、候補の公式ページで利用条件の欄を開き、上限と制限後の速度をメモしておきましょう。

ヨーロッパ向けeSIM4社の比較表

ヨーロッパ向けeSIM4社の比較表

4社の特徴を、運営元、料金例、確認しておきたい点で並べました。料金はプランの一例で、同じ条件での比較ではありません。また、表示通貨が異なるため、単純に数字の大小では比べられない点にご注意ください。Sailyの容量別料金とAiraloの料金は比較記事の掲載値です。

スクロールできます
サービス運営元料金例(2026年11月時点)向いている旅程確認しておきたい点
SailyNord Security系4.99米ドルから、3GB・30日12.49米ドル、10GB・30日35.99米ドル1週間から長期まで米ドル表示。無制限には1日あたりの上限があるとされる
trifa株式会社トリファプラン別の金額は公式ページで確認日本企業の運営を重視する旅行電話番号とSMSは非対応。有効期限は購入日から3か月
UbigiTransatel(NTTグループ)3GB・30日7米ドル、50GB・30日8,800円長期滞在や大容量の利用表示通貨で金額が異なる。決済画面で最終額を確認
AiraloAiralo(2019年にシンガポールで設立)Eurolink 1GB・3日5.00米ドル数日の短期旅行掲載例の1GBプランは利用期間が3日。対応国は最新一覧で確認

表だけでは決めきれない場合は、次のランキングで各社の強みと弱みを確認してください。

ヨーロッパeSIMおすすめランキング4選

ヨーロッパeSIMおすすめランキング4選

順位は、料金を公開情報で確認できたか、旅行日数と容量の選択肢が多いか、周遊で使いやすい条件かを基準に私が付けました。通信品質を実測した順位ではありません。訪問国と滞在日数によって適したサービスは変わるため、弱みも含めて見比べてください。

1位 Saily:料金と日数を比べやすい本命

Saily(公式サイト)は、公式のヨーロッパ向けページで4.99米ドルからの価格を確認できます(2026年11月時点)。比較記事では、1GB・7日4.99米ドル、5GB・30日19.49米ドル、50GB・90日95.99米ドルといったプランが紹介されています。

公式ページでは、プランは現地到着時、または購入から30日後に自動で有効化されると案内されています。出発前に余裕を持って買いやすい点は、準備を早めに進めたい周遊旅行で便利です。

弱みは、料金が米ドルで表示されるため、為替によって円での負担額が変わることです。また無制限プランには1日あたりの上限があるとされます。1週間から1か月程度の周遊で、容量を選んで使いたい人に向いています。

2位 trifa:国内企業の運営を重視する人向け

trifa(公式サイト)は、東京の株式会社トリファが運営するeSIMアプリです。ヨーロッパ周遊ページでは、1日から60日までの日数と通信量を選ぶ形式になっており、無制限の選択肢も表示されています。

テザリングが利用でき、有効期限は購入日から3か月と案内されています。今回の調査ではプランごとの金額を特定できなかったため、日数と容量を選んで公式ページで確認してください。

弱みは、電話番号とSMSに対応していないことです。海外サービスより国内企業の案内で手続きしたい人や、短期から中期の旅行で日数を細かく選びたい人に向いています。

3位 Ubigi:長期滞在や大容量で検討したい

Ubigi(公式サイト)は、NTTグループのTransatelが提供するeSIMです。公式の料金ページには、3GB・30日7米ドル、50GB・30日8,800円、月5GB・12か月49米ドルなどのプランが掲載されています(2026年11月時点)。

30日で大容量を使うプランや年間プランがあるため、長期滞在や、1年に複数回ヨーロッパへ行く人に合います。単発の周遊でも、3GB・30日のような小さめのプランから検討できます。

弱みは、ページの表示通貨によって金額の見え方が変わることです。購入時は決済画面の最終金額を確認しましょう。

4位 Airalo:数日だけ使いたい人の選択肢

Airalo(公式サイト)は、2019年にシンガポールで設立されたとされるeSIMサービスです。周遊プランのEurolinkは、比較サイトの掲載では42か国に対応し、1GB・3日が5.00米ドルとされています(2026年11月時点)。

今回の比較では、1GB・7日のSailyと比べて同じ容量で使える日数が短い点が弱みです。少量のデータで足りる数日間の旅行で、対応国の条件が合うなら候補になります。

結論:周遊の候補として最初に見るならSailyが比べやすい選択肢です。国内企業の運営を重視するならtrifa、大容量や長期ならUbigi、数日だけならAiraloを比較してください。

候補が絞れたら、公式サイトで対応国と最新の料金を確認し、自分の日数に合うプランを選びましょう。

ローミングや現地SIMとの違い

ローミングや現地SIMとの違い

eSIMが常に最適とは限りません。周遊旅行では便利な手段ですが、端末や旅の目的によっては別の方法が合う場合もあります。ほかの選択肢との違いを押さえたうえで判断しましょう。

携帯会社の国際ローミングは、設定の手間が少なく、日本の番号をそのまま使いやすい方法です。一方で料金や対象国は契約内容によって異なるため、出発前に契約中の携帯会社の案内を確認してください。

現地SIMは、1か国に長く滞在する旅行で検討しやすい方法です。ただし空港や店舗で購入する時間が必要で、周遊では国をまたいだ利用条件も確認しなければなりません。SIMカードを差し替える端末では、日本のSIMを保管する手間も生じます。

eSIMが向かないのは、端末がeSIMに対応していない場合や、SIMロックが残っている場合です。また、現地の電話番号が欠かせない出張などでは、データ専用のプランだけでは足りないこともあります。

たびのあき

端末の対応とSIMロックの確認が、eSIM選びの出発点です。

eSIMを使うと決めたら、次の章の手順に沿って、まず手元の端末が対応しているかを確認してください。

出発前から現地到着までの設定手順

出発前から現地到着までの設定手順

eSIMの準備は、通信環境の安定した日本の自宅で進めるのが基本です。インストールにはインターネット接続が必要で、到着した空港で慌てて設定するより落ち着いて確認できます。ここでは一般的な流れを紹介します。画面の表記はサービスや端末で異なるため、各社の案内も併せてご覧ください。

日本で済ませること

出発の数日前までに、次の順番で準備します。有効化のタイミングはサービスごとに異なるため、インストールすると利用期間が始まるのか、現地で接続すると始まるのかを購入前に確認してください。

  1. 端末がeSIMに対応し、SIMロックが解除されているか確認する
  2. 訪問国が対応国の一覧にあることを公式ページで確認する
  3. 日数と容量に合うプランを購入する
  4. 案内に従ってeSIMをインストールする
  5. 設定手順の画面を保存し、オフラインでも見られるようにする

現地到着後の確認

到着したら機内モードを解除し、モバイルデータ通信の回線を旅行用のeSIMに切り替えます。旅行用eSIMのデータローミングは、多くの場合オンにする必要があります。つながらないときは、この設定から見直しましょう。

一方、日本の回線のデータローミングはオフにしておきます。オンのままだと、意図せず日本の回線で通信し、携帯会社の料金が発生する可能性があるためです。国境を越えた後に通信が不安定なときは、機内モードの切り替えや端末の再起動を試してください。

たびのあき

日本の回線のデータローミングをオフにしたか、到着時に確認を。

今のうちに端末の設定画面を開き、eSIMに対応しているかを確認することから始めましょう。

よくある質問

よくある質問
スイスやイギリスも1つのeSIMで使えますか?

プランの対象国に入っていれば使えます。ただしスイスとイギリスはEU加盟国ではないため、周遊プランでも対象国かどうかの確認が欠かせません。プラン名だけで判断せず、購入前に公式ページの対応国一覧で国名を照合してください。

周遊中に国境を越えると設定変更は必要ですか?

周遊プランの対象国内であれば、一般に現地の回線へ自動で接続する仕組みです。つながらないときは、機内モードの切り替えや端末の再起動を試し、回線の選択を確認しましょう。細かな手順はサービスごとに異なるため、各社の案内も確認してください。

ヨーロッパ周遊の途中で容量が足りなくなったら追加できますか?

追加の可否と方法はサービスごとに異なります。追加購入に対応する場合でも、現地で手続きできる通信環境が必要です。残りの容量が少なくなる前に、アプリなどで確認しましょう。動画の利用が多い旅行では、最初から余裕のある容量を選ぶ方法もあります。

日本の電話番号はヨーロッパでも使えますか?

旅行用eSIMはデータ通信専用のものが多く、日本の番号の通話やSMSは、契約中の携帯会社のサービスを使うことになります。ローミングの設定次第で料金が発生するため、通話とSMSの料金を出発前に携帯会社の案内で確認してください。

出発前に対応国を確認し、Sailyの料金ページで自分の日数を選ぶ

出発前に対応国を確認し、Sailyの料金ページで自分の日数を選ぶ

ヨーロッパ周遊のeSIM選びは、全訪問国が対象かを確認し、1日500MB×日数を基準に容量を決め、無制限なら条件を読むという順番で進めると整理しやすくなります。

最初の候補には、料金と日数を比べやすいSaily(公式サイト)がおすすめです。国内企業の運営を重視するならtrifa、大容量や長期ならUbigi、数日だけならAiraloも比べてみてください。

訪問国を書き出して公式ページの一覧と照らし合わせるだけなら、この記事を読み終えて10分で動けます。まずは今回の旅程を手元に用意して、確認を始めましょう。

この記事を書いた人:たびのあき

海外旅行向けの通信サービスについて、公開されている料金と利用条件を読み比べ、旅程に合わせた選び方を整理しています。

料金の安さだけでなく、対応国や制限の条件まで確認することを大切にしています。掲載内容は記事の執筆時点の情報なので、購入の際は各社の公式サイトで最新の案内を確かめてください。

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